2023年11月29日(水)から12月1日(金)にフランス・パリのパスツール研究所において、「40 years of HIV science」が開催されます。
HIVの発見から40年経った今も、HIVワクチンや寛解薬はまだ開発されていません。それにも関わらず、この40年間のH IV研究は、ウイルスの複製サイクルやそれを食い止めるための免疫応答に関する私たちの理解に数々のブレイクスルーをもたらし、感染や発症を予防するための効果的ななツールを提供してきました。しかしながら、この高度に複雑なウイルスの流行を終わらせるためには、まだまだ継続的な努力が必要です。HIV研究はまた最近のパンデミックに対する戦いにも大きな影響をもたらしました。HIV研究の40周年を記念するこのイベントに、世界中からの研究者を招待いたします。
この会議では、基礎研究・トランスレーショナル研究・臨床研究・社会科学のそれぞれの視点からの最新データや、ウイルスと宿主の相互作用・有望な新規治療・HIV寛解・ワクチン研究に関する新たな展望など、HIV研究の多様な面を取り上げます。
フォーラムの詳細については、以下のホームページをご確認ください。