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日仏共同研究による患者データベース構築基金のご案内

このたび、FPJは新型コロナ後遺症の克服に向けて、日仏共同研究による患者データベース構築基金のクラウドファンディングを開始しましたので、ご案内いたします。

2020年、パスツール研究所は京都大学と協力し、COVID-19の血清・免疫学的分析のための抗体測定プラットフォームを共同で構築しました。長かったコロナ禍もようやく落ち着きましたが、日本の累積感染者数は国民全体の半数を超え、そのうち10〜20%の人々が、感染後も「ロングコビッド」と呼ばれる原因不明の後遺症に苦しんでいることが報告されています。その発症には個人の体質、ウイルスのタイプや、環境・生活習慣が関わっていると考えられますが、その実態は不明です。私たちは共同研究によって、このロングコビッドの原因を明らかにし、効果的な治療法を開発することを目指しています。

クラウドファンディングの締め切りまで残り1ヶ月となりました。皆様のご支援により、安全な研究データベースを構築し、ロングコビッドの実態解明と新たな治療薬開発を実現します。世界中の数百万人の苦しみを軽減するとともに、日仏間の研究協力の強化により、将来の新たなパンデミックに向けた迅速な研究体制を構築します。皆様とともに、世界の重要な進展を遂げてまいりたいと思いますので、皆様からのご支援を心よりお願い申し上げます。

ご支援いただける場合は、以下のリンクからアクセスをお願いいたします。

https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=27

どうぞよろしくお願いいたします。