Pasteur English Immersion Club(PEIC)は、2024年7月31日に、マヒドン大学理学部微生物学科のPonpan M. Choopong准教授を講師としてお招きし、”デングウイルスに対する宿主単細胞免疫プロフィールの時間的・重症度的変化 “というテーマで講演いただきました。
デング熱は熱帯・亜熱帯などの温暖な地域で見られる感染症です。感染者の半数以上は不顕性感染ですが、症状が出る場合はインフルエンザのような高熱と頭痛を伴います。中には、重症化して命を落とすこともある恐ろしい感染症です。
Choopong教授は、その重症化リスクを早期に発見し、早期に医療介入ができるよう、免疫細胞の比率や機能に着目した研究についてご講演いただきました。Choopong教授の分かりやすい説明とスライドで、目に見えない小さな世界の動きに関する研究経験が少ない学生さんでも理解を深め、質疑応答にも積極的に参加していただくことができました。
Choopong教授、改めまして今回は貴重なお時間を割いていただきありがとうございました。
PEICでは毎月、学生や若手研究者を対象とし、研究論文を用いた勉強会を開催しています。ご興味のある方は、是非こちらのページをご覧ください!